【Obsidian】ナレッジノートをObsidianにしてみた

はじめに

ナレッジをため込むためのノートとして、いままでVScodeで管理していました。問題なく使えるのですが、どこかパッとしない気がしていました。
また、私はHappinessChainというエンジニアスクールに入会していますが、そのなかで日報報告、週報報告etc...の定期的な振り返りのドキュメント管理にも少しばかり不便を感じていました。
毎日copy&pesteが正直めんどくさいと感じることがあり、もっとスマートに管理できないかと前々から不満は持っていました。
そこで、いろいろ調べてみるとObsidianというノートツールの存在を知ったので、今回は使ってみた所感をまとめてみます。

Obsidianとは

そもそも、Obsidian(オブシディアン)とはどのようなものなのでしょうか。

Obsidian (オブシディアン) とは「マークダウンエディタであると同時にパーソナルナレッジベースツールでもある」というような複数の側面を持った次世代のノートテーキングツールです。

Obsidian とは|Obsidian.Zenn

とのことです。
ナレッジ管理に手を焼いている私には願ってもないツールですね。
こういうのを探してました。
個人利用は無料ですが、商用の場合はライセンス購入が必要でした。

Pricing - Obsidian

詳しくは割愛しますが、他のノートツールにはない特徴的な利点が多く、軽く触ってみただけですが満足度は高めでした。
わたしは以下のような点が気に入りました。

  • ナレッジwikiをため込んで紐づけることができる
  • daily note機能がもともと備わっている
  • 大量のプラグインが開発されていて自由度が高い
  • Themeがかっこいい
  • デフォルトでVimが使える

ナレッジwikiをため込んで紐づけることができる

作成したwiki同士をリンク機能でつなげることができるのですが、これが思ったよりも使いやすく、思考の整理に役立ちます。 またグラフビューでどのwiki同士がつながっているか確認することができるので盛んなナレッジが一目でわかります。

daily note機能がもともと備わっている

Obsidianにはもとからdaily noteの機能があり、設定から自動作成するファイル名やフォルダ構成を決めることができます。
私は毎日の日報報告でこの機能を使っています。

大量のプラグインが開発されていて自由度が高い

設定からプラグインをインストールすることで簡単に機能の追加をすることができます。

Themeがかっこいい

Obsidianはデフォルトのthemeだけでなく、Community themesを使用することができます。
設定から気に入ったthemeをインストールするだけで使えます。

私は人気が高いMinimalを使っています。

デフォルトでVimが使える

Obsidianはプラグインを導入することなく、設定からチェックを入れるだけでVimをつかうことができます。

簡単な確認問題が出ますが、vimmerのみなさんなら簡単でしょう。

おすすめプラグイン

私のおすすめプラグインを紹介します。プラグインが多すぎて調べると大体の機能は実現できそうでした。
プラグインの無効化も簡単なので、気になるものは、とりあえず試してみるというのもいいかと思います。

Obsidian Memos

メモをタイムライン形式でため込むことができるプラグインです。
学習を進めていくうえで、調べたナレッジや気になることをここにため込んでいくようにするとナレッジノートが作りやすくて重宝しています。

github.com

Dataview

指定した条件式でファイル内を検索してデータを表示してくれるプラグインです。
日報に記載している勉強時間や今日のスコアなどをこのプラグインで集計しています。
のちに記載する「Obsidian Charts」と組み合わせてチャート化することも可能です。

github.com

Obsidian Git

Obsidianのディレクトリがgit管理されていれば自動でpushしてくれるプラグインです。

github.com

Calendar

Obsidian内にカレンダーを表示するプラグインです。
カレンダー内の日付を押すと自動でdaily noteを作成してくれます。私はこの機能を使って日報、週報の作成を簡略化しています。

github.com

最後に

Obsidianについて、正直いままで名前も聞いたことがありませんでした。
今までdaily noteやknowledgeをnotionで管理した時期もありましたが、Obsidianに変えて想像以上に満足度が高かったです。
無料で触ることができるので、この機会に試してみるのはいかがでしょうか。